受験化学基礎 20.酸と塩基の定義

   ※  ○○ をクリックして解説動画へ!

 

酸と塩基の定義

 

酸の定義は2酸ある。2つともちゃんとマスターしておこう。

 

アレニウスの定義

 酸 …水に溶けてHを出すもの

 塩基…水に溶けてOHを出すもの

 

 

酸と塩基の定義って、いくつかあるんだけど、通常センターレベルだったらアレニウスの定義とブレンステッドの定義だけをきっちり覚えとけばバッチグーなわけ。

まあね。

結局、酸ってのはHで塩基はOHイメージだから、水に溶けてHを出すのが酸で、OHを出すのが塩基、って覚えやすいよね。

それからHは水の中で水分子と結合して、オキソニウムイオン(HOになってる。

だけど、HOをいちいち書くのは大変だからHって書いてる。

オキソニウムイオン=Hって理解でいいと思うよ。

 

 

ブレンステッドの定義

 酸 …相手にH与えるもの

 塩基…相手からH受け取るもの

 

Kp.107-1

 

ブレンステッドっていう言葉の響きどう?

ぶっちゃけ僕はすごく好き。

だってめちゃくちゃ賢そうじゃない?

弁当食べながら、小声で「ああ、ブレンステッドね。」とか言ったら、近くにいた

子達が焦りそうな響きない?

で、これが結構ややこしいんだけどね。

結局Hを渡すのが酸。Hをもらうのが塩基ってことなんだよ。

要するに出せるHを持ってるのが酸で、Hとくっつきたいと思ってるヤツが

塩基なわけ。

 

でね。

これは上に書いたような問題以外には出ないから、発展性がないんだよ。

どっちが酸でどっちが塩基かわかったらハイ終了。的な問題。

 

上の反応式、理解出来た?

これは覚えるところじゃなくて、きちんと理解するところだよ。

 

ニューグローバル問題79

ニューグローバル問題80

 

 

 

Kp.109-1

Kp.109-2

 

強酸と弱酸の違い

 

 強酸は水に入れたときにすべてがイオンに分かれる。

 

  HCl  → H + Cl

HCl を水中に100 個入れたとすると、すべてのHCl がH とClに分かれる。

 

  CH3COOH ⇄ H + CH3COO

を水中に100 個入れたとすると、水中でH とCH3COOに分かれるものは、

全体の約2%以下くらいしかない。

Kp.109-3

 

ここは絶対に完全に覚えてね。

ここが中途半端だと、絶対に点をとれないよ。

でも硝酸は?って聞いたら、1秒以内に答えられない人は、「硝酸HNO3、硝酸HNO3、硝酸HNO3…」って400回書いてもらっているくらいだから(ウソ)。

でもそれくらい超重要。

とにかくリン酸は?って聞かれたら、1秒以内にHPOって答えられないと話にならないよ。

絶対に完全に覚えてね。

それ以外にもまだまだあるよ。

ここは重要事項盛りだくさんだから。

メガ盛り暗記でよろしくね。

 

それから次は強酸覚えて。

3つね。

塩酸、硫酸、硝酸。

略してERS。

あっ、略す必要ないか。

そして電離の式が書けるようにね。

Hは必ずHになるから、例えばH2SO4だったら、まずは2個のH、つまり2Hと書いて。

Hが2つなくなるから、相手は必ず2ね。SO42-

それかHSOはHが2個だからSO42-ねって4覚えてもいいよ。

とにかく電離の式を完全に書けるようにすること。

 

最後に酸の強さを決めているのは何か?ってこと。

強酸とか弱酸とかって何が決めてるの?

そう。

Hをどれだけ出せるかってこと。

 

例えば、塩酸200個を水の中に入れたら、全部電離して200個のHと200個のClに分かれるんだけどね。

弱い酸は1%くらいしか電離できないわけ。

例えばね。

弱酸であるCH3COOHを200個水の中に入れるとね、1%つまり2個はCHCOOとHに分かれるんだけど、あとの198個はCH3COOHのまま。

このように2%以下くらいしか電離しない酸のことを弱酸って呼ぶんだよ。

 

 

 

塩基

 

強塩基

 

Kp.112-1

 

Kp.112-2

 

 

弱塩基(「かなりバカ」以外は弱塩基)

 

Kp.112-3

 

塩基も強塩基と弱塩基を覚えよう。

さっきやったアレニウスの塩基の定義を覚えているだろうか?

そう、水に入れるとOHを出すもの。だ。

つまり、OHがあるものが塩基ってわけだ。

強塩基は5つしかない。

かなりバカ(K Na Li Ba Ca)からなるものだ。

かなりバカ…キャー覚えやすいー。素敵ー。

かなり(K Na Li)はアルカリ金属(1族)なので、1価。

バカ(Ba Ca)はアルカリ土類金属(2族)で、2価ね。

他は全部弱塩基だ。

例えばCu(OH)2 とか Pb(OH)2とかは全部弱塩基。

特に気をつけて欲しいのが、アンモニア水なんだけど、アンモニアはNH3って書くよね?

これが水に溶けるとNH3+H2O (頭の中で考えるときにはNH4OHで考えるんだけど、書くときは、NH3+ H2O って書くようにしようね。

あっ、アンモニア水ももちろん、弱塩基だからきちんと覚えておこうね。

 

ニューグローバル問題81

ニューグローバル問題82

 

電離度

 

Kp.111-1

 

】CHCOOH ⇄ CHCOO+Hにおいて、CHCOOHが2mol/Lあり、電離度が0.03だとすると、平衡時の濃度はそれぞれいくらか?

 

CHCOOとHの平衡時の濃度は    2×0.03=0.06mol/L

残ったCHCOOHの濃度は

 2(1−0.03)=2×0.97=1.94mol/L

 

p.195-2

 

ニューグローバル問題83

  (「水のイオン積」はこちら)

 

 

 

中和

 

中和とは

  酸と塩基が反応してえんができること。

  HCl + NaOH     H2O + NaCl

                 

Kp.114-1

 

Kp.114-2

 

 

Kp.114-3

 

中和のイオン式

   H + OH→ H2O

 

酸と塩基が互いに相手の性質を打ち消し合うことを中和という。

酸はHを持ってるじゃん。

塩基にはOHがあるよね。

HとOHが反応したら、水ができる。

つまりこれが中和反応だ。

で、例えば酸のHClと塩基のKOHが反応したら、水とKClができるじゃん。

水以外に副生するもののことを塩(えん)っていうよ。

塩は必ず、元になる酸と塩基があるから、塩を見た瞬間にその塩がどんな酸とどんな塩基からできたのかわかるようにしてね。

 

【例】

 Ca(NO3)2 → Ca(OH)2 と HNO3

 CH3COOK → CH3COOH と KOH

 NH4NO3 →NH4OH(つまりNH3 + H2O) と HNO3

 

中和の式の作り方に関しては以下を参考にしてちょうだいね。

 

 

中和の式の作り方

 

・酸が2価で塩基が1価のとき

 

Kp.115-1

 

 

・酸が1価で塩基が2価のとき

 

Kp.115-2

 

・酸が3価で塩基が2価のとき

 

Kp.115-3

 

Kp.115-4


コメント
コメントする








   

Calendar

Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031   
<< October 2018 >>

Archives

New Entries

recommend

Links

Profile

search this site.

Others

Mobile

qrcode

Powered

無料ブログ作成サービス JUGEM